2007年11月10日(Sat)【第一章「かくれんぼ。」 】
雨は、「ぴちゃっ」となり、少女のくつにしみっていく。少女は、じわりと冷たい壁に手を当てる。少女は、疲れたのか、そこに座り込んでしまった。上を見ると、白い壁があるだけで、水がぽとぽと落ちてくる。少女は立ち上がり、歩き始めた。しばらくすると、「コツン」という音がした。少女は、その妙な足音にきずき後ろを振り返った。見るとそこには、上は黒いせい服を着ていて、下は灰色のチェックのズボンを着ている少女がいた。髪は真っ黒で、白いウサギ（？）の耳をつけている（？？？？）
靴は、立派な黒い靴を履いている。その少女（ウサ耳の）がこう言った。
「腕を・・・くださ い。」
そう震えながら言い残すと、白く透けてて、見えなくなってしまった。
少女は、
「なんなの？腕を？
どうするの？よく
分かんない。」
そう言うと、また冷たい壁に手を当て、歩いていった・・。
11:40
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